DIYに失敗してアルミ盛り過ぎのアルミホイールを修理

アルミ盛り過ぎのアルミホイールを修理

コラム

アルミ盛り過ぎのアルミホイールを修理

今回、持ち込まれたのは、ガリキズのDIYに挑戦し、納得のいく仕上がりにならなかったホイールです。現物を見てみるとホイールのリム部分のほぼ全周に市販のアルミパテが盛り込まれています。しかし、盛り込んだパテを平面に出来ずデコボコの状態のまま固まってしまっている様子でした。

まずは、盛りつけすぎてデコボコになっているパテを除去する事から始まります。ガリキズ部分のみでしたら簡単ですがスポークの付け根の部分に盛りつけてしまったアルミパテを、オリジナルの曲面を保ちながら除去するのは難しい作業です。カラーがハイパーシルバーなので、下地処理次第で仕上がりに大きな差が出てしまいます。指にヤスリを撒きつけて最新の注意を払いながら研磨作業で除去します。

盛りつけすぎたパテを除去出来たら、ガリキズ部分にパテを盛り付け、再度、下地処理を施します。その後は、ハイパーシルバー塗装を行い、パッと見た目にはキズがあった事が分からなくなるくらい綺麗に仕上げる事が出来ました。アルミホイール修理のDIYは難易度は高めです。失敗してしまったら、お気軽にご相談下さい。